絶景秋山登山 |
技術部のOです。
ようやく秋らしくなってきました。山岳地の紅葉の最盛期は、9月下旬頃から10月下旬頃までです。今年10月に訪れた山岳地の紅葉を紹介します。文末に、車で行くことができる今の時期の紅葉の見どころを紹介します。
・涸沢(10/6)
涸沢には、ここ数年は、秋によく訪れています。今年は、紅葉がベストの時期に来たようで、いつもよりも美しい!と、一緒に行った山仲間も感動。昼食のカップ麺も、いつもより美味しいと感じます!
涸沢に初めて行ったのは、約50年前の高校の時、奥穂高岳〜前穂高岳の縦走前日のテント設営泊。当時は、限られた人しか足を踏み入れなかった場所でしたが、今では多くの人が訪れます。
・鳥海山(10/12)
鳥海山の紅葉は、登山道から見下ろした登山口付近に、少しみられる程度。眼下には、本庄平野と日本海が見えます。
鳥海山外輪山の文殊岳まで行っても、紅葉するような樹木はなく、残念。
・秋田駒ヶ岳(10/13)
鳥海山の翌日。 秋田駒ヶ岳は、登山口付近から紅葉が美しい! ただ、空には雲が垂れ込めています。 このまま頂上まで、さらに濃いガスの中。 今回の東北は単独行。 クマさんと鉢合わせしないことを念じ、鈴を鳴らして歩きます。
秋田駒ヶ岳頂上はガスの中なので、すぐ下山。
下山は、登りとは別ルート。 下山途中、晴れ間が! 緑色の中の黄色と橙色の紅葉が美しい!(実物は広がりがありもっと綺麗)。 この景色を見るためにここまできたので、来た甲斐アリ!です。鳥海山の紅葉の残念さを取り戻せた感じです。
・三方岩岳(10/18)
休みの取れない山仲間の都合に合わせて日程調整しましたが、その日の予報は、あいにくの悪天候。しかたないので前泊日に登山日を変更し、登山ルートも短距離短時間に変更。三方岩岳頂上。
三方岩岳周辺は、登山口から頂上付近までずっと、紅葉が美しい!休みの取れない山仲間も、この景色に癒されました! と。
・谷川岳(10/26)
日曜日の悪天候の予報が、土日とも好天の予報に変わったので、尾瀬ヶ原のみの計画を、急遽、谷川岳と尾瀬ヶ原に変更。単独行は、気兼ねなく変更できるのが良いところ。谷川岳の頂上付近は、葉が残っている木が少しあるが、紅葉は終盤。
谷川岳頂上のトマの耳。奥に見えるピークは、オキの耳。オキの耳の向こうにある奥の院まで行ったあと、下山。
谷川岳下山後、時間が余ったので、谷川岳の麓の一の倉沢出合まで散歩。一の倉沢は、紅葉のピークはまだですが、岸壁の迫力が見ごたえあります。山稜の左端には、トマの耳とオキの耳の2つのピークが見えます。
・尾瀬ヶ原(10/27)
尾瀬ヶ原も紅葉はほぼ終わっていますが、茶色の草紅葉が綺麗です。ヨッピ吊橋付近から牛首方面。右奥に見えるのが、至仏山。歩くときすべりやすい蛇紋岩の山です。
尾瀬ヶ原は、初夏の水芭蕉が有名ですが、池糖に浮かぶ赤く色づいた秋のヒツジグサも綺麗です。
11月に入り、山岳地の紅葉時期は過ぎ、秋山登山は終わりです。4番目に紹介した三方岩岳周辺の、岐阜県白川郷から石川県中宮温泉に通ずる白山ホワイトロードは、いまちょうど紅葉が見ごろのようです。石川県側の 道の駅瀬女 には、おいしいソフトクリームや煮込みうどんの店もありますので、一度行ってみられては、と思います。
2024.11.01
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